同じ模様はひとつとして存在しないZEBRA(しまうま)をモチーフに、個体特有の模様「個性」をテーマにしたジュエリーコレクション
ひとつとして同じ模様がないZEBRA
私達、人間も一人として同じ人はいません。
人に国境も性別も年齢もない。1人ひとりが個性を認め違いを受け入れることができれば争いはなくなる。ジュエリーを通じて差別や偏見のない社会を目指したいという思いからZEBRAコレクションは誕生しました。
ZEBRAコレクションのジュエリーの製作には2つの異なる金属素材を使って制作しています。
化学的に銀と銅はそれぞれ違う特性をもっているため簡単に融合できる素材ではありません。しかしそんな異素材でもそれぞれの素材にじっくり向き合い根気よく工程を重ねていくことで融合する瞬間が訪れます。相違するふたつの異素材を融合させることは困難ですが、異素材でなければ描き出せない色模様がありまた1点ずつ新しい模様が生み出されることに未来の可能性を感じます。
個性と調和。その可能性は無限大
1人にできることは限られているかもしれませんが1人の考え方が変われば世界は変わる。1人が2人…10人、100人と繋がっていきその波紋は世界に広がりやがて社会の流れを変える調和が生まれる。人の心が生んでしまった差別や偏見のある社会。人が作ってしまったことですがそれを変えることができるのも人です。
小さな一歩を大きな一歩に繋げる新しい世界へ。
designer's Message
人に国境も性別も年齢もない。
一人ひとりが個性を認め違いを受け入れることができれば争いはなくなる。"
ZEBRAコレクションは江戸時代から続く伝統工芸「木目金」の新技術を用いて銀と銅を混ぜ合わせて製作しています。
What’s new mokume-gane 新木目金とは
江戸時代から続く日本の金属加工技術である「木目金」の新しい技法を用いた日本の伝統工芸です。
今から約350年前の江戸時代、現在の秋田県で正阿弥伝兵衛により発案された木目金は刀の鍔(つば)に使用されていました。
江戸時代、貴重であった貴金属を贅沢に使用し繊細な技を極めた職人にしか作ることができなかった木目金で細工を入れた刀は、大名や上級武士のみが持つことができる大変貴重なものでした。 木目金の製作工程は大変繊細で融点の違う異なる金属を重ね合わせ接合する為、大変な労力と卓越した技術を要しその作品は大変貴重なものでした。
その製作過程の難しさから一度は途絶えかけた木目金ですが、現代では木目金独特の模様と繊細な作り、そして自然が作りだした異なる金属の組み合わせによる色合いの美しさ、日本人が得意とする繊細な作りが世界から注目され、現代では宝飾品ジュエリーとしてその伝統工芸は引き継がれています。
木目金特有の魅力である違う金属との組み合わせで生まれる独特の模様は、熟練された技術者にしかできない繊細な技を要します。
繊細な手仕事を得意とする日本人にしかできない日本が誇る伝統工芸木目金。
伝統技法に新しい技術を取り入れ、想像もつかない模様を作り出すことができる新木目金を用いて制作したジュエリーコレクションZEBRA。制作は熟練した技術を持つ当店ジュエリー作家Marina.が確かな技と繊細な手仕事で巧みに模様を操り制作しています。ひとつ完成するのに1ヶ月程の時間を要するその繊細な作品は芸術作品。アートを身に着ける感覚をZEBRAコレクションでは提案しています。
